Pianist and Keyboard player's albums

Return To Forever / Returns / 2008年
リターン・トゥ・フォーエヴァー / リターンズ / No,2267

むかしの名前で出ています的、ゆるい同総会と思ったら大間違い。ほんとチック・コリアのバイタリティには驚くワ。



チック・コリアを聴いてたらリターン・トゥ・フォーエヴァーが聴きたくなった。というか、レニー・ホワイト&スタンリー・クラークが聴きたくなったという方が正しいかも。ここのとこUKばかり聴いてたし、ちょっとアクの強いリズム隊が恋しくなった。

コンセプト的には今のジャズということなので2008年のこのアルバムを取り上げる。が、正直再結成的なものにはあまり興味が無く、これ全然聴いていなかったアルバムだ。

ちなみに “ リターン・トゥ・フォーエヴァー ”  は、チックコリアが1972年に結成、77年まで活躍したグループ。このアルバムのメンツは74年から76年の第2期メンバー。82年に1度再結成しているので今回は再々結成。

正直大丈夫なのかという不安の方がおおきい。

でも聴き始めてビックリ。
いやいやウソでしょ、この勢い。チック・コリアの元気さは予想されたけど、他のメンバーもチックの熱に煽られたように熱い。

CD2枚に収められたこのライブ。
後に自身のエレクトリック・バンドへと引き継がれるチックの音楽性を確認するのにも有益な内容。 “ リターン・トゥ・フォーエヴァー ” といっても第1期の “ カモメ ” と “ スペイン ”  しか聴いてない人も結構いるのではないだろうか。おだやかアコースティック・サイドのRTFもいいけど、エレクトリック激情サイドのRTFもいいですよ。いろいろ昔のアルバム聴くのも楽しいけどこれ一枚でなかなか充実した中味、聴いて損なし。

それにしてもレニー・ホワイトのタメというか粘るというかコクのある独特なドラミング、ちょっとバタつくような感じも含めて大好きだなー。スタンリー・クラークとも相性抜群。

Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆
latino / 血中ラテン濃度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆
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Piano, Electric Piano, Synthesizer – Chick Corea
Guitar – Al Di Meola
Bass – Stanley Clarke
Drums – Lenny White

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