エレクトリックと生ドラムのインプロビゼイション。2人の織りなす宇宙に漂う快感!
An improvisation of electric and live drums, drifting in the universe of their interweaving pleasure.
Richard Spaven, Sandunes / Spaven×Sandunes / 2020年
リチャード・スペイヴン、サンデューンズ / スペイヴン×サンデューンズ
Drums – Richard Spaven
Keyboards – Sandunes
現代ジャズドラマー列伝 ≪ リチャード・スペイヴン ≫ をもう1発、で第6弾!
ちょっと変わったところをいってみよう!
このアルバムは、 リチャード・スペイヴンとムンバイ出身で現在はロンドンを拠点に活躍中のキーボーディスト サンデューンズのコラボアルバム。
スペイヴンが今回組んだのは、
UKほかヨーロッパで活躍するエレクトロニック・ミュージック系のサンデューンズ。
彼女は、ボノボのオープニング・アクトや、プリティ・ライツのツアー・サポート、ジョージ・フィッツジェラルドのアルバム参加で名をあげたヒトらしい。
小鳥の声やアンビエントなシンセ空間に、降りそそぐリチャード・スペイヴンのドラミング。ドラグジーな気持ちよさが持続するスペイヴンの独壇場。
エレクトリックと生ドラムのインプロビゼイション、そして融合。
シンセとドラムの織りなす海。ループさせて延々と聴いていられる快感。
ドラム・フェチ、ビート・マニア必聴のアルバム。
Richard Spaven / リチャード・スペイヴン
– 1974年、ロンドン生まれ –
イギリス・ロンドン出身のジャズドラマー。
ジョシュア・レッドマン、ヘロニウス・ファン・フリースウィク、ロバート・ミッチェル、クリス・ポッター、そしてグレゴリー・ポーターなど、多くの著名なミュージシャンたちと共演し、その特異な演奏スタイルと才能が高く評価されてる。
そのドラミングは、完璧に計算され構築され高密度。従来のダウンビートを避けシンコペーションとグリッチを多用、オンビートとオフビートを自在に操る多種多彩ぶりで、限りなく切れのいいサウンドでビートを牽引する。
まさしく、UKクラブ・ジャズ・シーンを象徴する存在として絶大な人気を誇る。