Organ player's albums

Ronnie Foster / Reboot / 2022
ロニー・フォスター / リブート / No.4166

レジェンド・オルガニスト、ロニー・フォスター、ブルーノートより36年振りにリブート!
Legendary organist Ronnie Foster, reboot in 36 years from Blue Note!

Ronnie Foster / Reboot / 2022

Organ – Ronnie Foster
Piano – Ronnie Foster (Tracks: 9)
Vocals – Ronnie Foster (Tracks: 7)
Backing Vocals – Josh Connolly (Tracks: 7), Chris Foster (Tracks: 7)
Drums – Chris Foster (Tracks: 1, 5, 7, 8), Jimmy Branly (Tracks: 2, 3, 6)
Guitar – Michael O’Neill (Tracks: 1, 2, 3, 5, 6, 7, 8)
Congas – Lenny Castro (Tracks: 1, 6, 8)
Timbales, Shaker – Luis Conte (Tracks: 1, 6, 8)
Written-By – Ronnie Foster (Tracks: 1 to 4, 6 to 8), Stevie Wonder (Tracks: 5)
Arranged By – Ronnie Foster
++++++++++++++++++++++++++++++++++
JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Elegance / エレガント度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Bluesy / ブルーズィ度 ☆☆
R&B feeling / ソウル度 ☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

さて、最近やたらとオルガン関連が多いけど、
きょうは、またとっておきのレジェンド・オルガン・プレーヤー、ロニー・フォスター。

どれくらいレジェンドかというと、
ジョージ・ベンソンのバンドで「ブリージン」に貢献、
スティーヴィー・ワンダーの「キー・オブ・ライフ」に参加というお方だ。

ロニー・フォスターの新作は実に36年振りで、
ブルーノートから発売された1972年のデビュー盤「トゥー・ヘッディド・フリープ」から50周年を迎えるタイミングでのリリース。
御年72歳、まさしくタイトル通り「リブート」な1枚だ。

これが、出だしからカッコいい、しびれる。
この絶妙に重ねられた低音、オルガンならではの魅力。

これは、ビシバシくるぞ!という予感。
しかし、アチチな演奏の予感に反して、意外と力の抜けた軽さも持ちあわせてる。
さすが老練というか、キャリアに裏打ちされたパフォーマンス。

基本、ギターのマイケル・オニール、ドラムがジミー・ブランリーか息子のクリス・フォスターという構成で、そこにパーカッションが加わっている。

ファンキー一辺倒ではなく、始終ご機嫌な雰囲気。80年代の空気も感じる。
途中では、6曲目 “ Carlos ” フラメンコ・ギターが鳴って、タイトルどおりサンタナっぽいラテン・フレーバー満載に。
次曲では、フォスターのヴォーカルも飛び出す。
ブルースをファンキーに決めたかと思えば、ラストはピアノ・ソロで渋くしめる。

いやはや、夏向きの快作!
これを爆音でかけながら、海へとドライブしたくなるな〜。

RELATED POST