サーシャ・マシンwithベニート・ゴンザレスが率いる3菅セクステット!
Sextet with 3horns led by Sasha Machine with Benito Gonzalez!
Sasha Mashin / Happy Synapse,Part1 / 2020
Drums, Producer – Sasha Mashin
Trumpet – Josh Evans
Alto Saxophone – Rosario Giuliani
Tenor Saxophone – Dmitry Mospan
Bass, Double Bass – Makar Novikov
Piano – Benito Gonzalez
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
今日はふたたび火曜に紹介したロシアのドラマー、サーシャ・マシンの最新作を紹介。
“Sing to the World”での共演を経てベネズエラ生まれのピアニスト、ベニート・ゴンザレスを招聘、
USからトランペットのジョシュ・エヴァンス、
イタリア出身のアルトサックス奏者ロザリオ・ジュリアーニ、
テナーサックスにロシアのドミトリー・モスパン、
ベースにはデビュー・アルバムにも参加してたロシアのマカール・ノビコフというメンツだ。
構成からも分かるように3管ハード・バップ。
軽快なというよりもベニート・ゴンザレスのハードめなピアノに乗せられて、
コルトレーン&マッコイ・タイナーの時代にタイムスリップしたかのようなズシンと胸にくるようなサウンド。3ホーンのエネルギッシュなソロ、咆哮がじつに心地よい。
ストレート・アヘッドなジャズの形でありながらも、
リーダー・サーシャ・マシンのドラミングは手数が多くて現代的、
ジャズの最もおいしい時代のスタイルを、
自らの力でアップデートしよういう試みがうれしい。
“Part1” ということは、まだまだ発展させるつもりだろう。
今後が楽しみだ。