またまた人材の宝庫イスラエルから新人ピアニスト登場。
外は雪でも、お部屋はテル・アヴィヴ。
現代的なビートとエキゾティクなリリシズムが魅力。
Stav / Plastic Cocoon
Piano – Stav Achai
Bass – Gilad Abro (track:1, 2, 3), Daniel Harlev (track:4)
Drums – Aviv Cohen (track:1, 2, 3), Shahar Haziza (track:4)
Guitar – Roi Avivi (track:3, 4)
Lap steel – Matan Egozi (track:4, 5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆
Relaxing / まったり度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Hip Hop feeling / ヒップホップ度 ☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
寒い寒い、毎日寒いのでECM打ち切って、ちょっとホットなサウンドを。
こちらイスラエルの新人ピアニスト、スタヴ・アハイのデビューEP。
バルトーク、バッハからスティーヴ・ライヒ、スティーリー・ダン、ステファノ・ボラーニ、そしてロバート・グラスパーに至るまで多彩な音楽に影響を受けたという音楽には確かな新しさがあり、聴いていてわくわくする。(by Música Terra)
てことだ。
音選びが、やはりイスラエルの音階なのか独特な響きがとても魅力的だ。
中東のブラッド・メルドーという曲があったかと思えば、いまどき女子なのか、かわいいというかポップな側面もあったり。
横浜風(耳でお確かめあれ)楽曲あったり、もろグラスパー影響だったりもあったりで、まだまだこのEPでは、計り知れないというか、うつり気な若さも感じる。
とはいえ特に1・2曲目で見せる新たな個性。
彼女が見せる現代的なビートとエキゾティクなリリシズム。
じつに今後の活動が楽しみな1人だ。