アダム・ロジャースのギターとプカルのサックスが火花を散らすコンテンポラリー!
Contemporary with sparks from Adam Rogers’ guitar and Pukl’s saxophone!
The Life Sound Pictures of Jure Pukl / 2014年
ザ・ライフ・サウンド・ピクチャーズ・オブ・ユーレ・プカル
Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Producer, Composed By, Arranged By – Jure Pukl
Composed By – Billy Strayhorn (Tracks: 8)
Drums – Rudy Royston
Electric Bass, Double Bass – Joe Sanders
Guitar – Adam Rogers
Piano – Sam Harris
Tenor Saxophone – Melissa Aldana (Tracks: 3)
Vocals, Lyrics By – Sachal Vasandani (Tracks: 7)
昨日のスロベニア出身のサックス奏者ユーレ・プカルのアルバムが素晴らしかったんで、もうちょっとプカルを掘ってみよう。
今日のアルバムは、2014年リリース。
メンバーは、ドラムがルーディー・ロイストン。
ベースは、ジョー・サンダース。
ギターは、アダム・ロジャース。
ピアノは、サム・ハリス。
ゲストとして1曲、サックスのメリッサ・アルダナと
ヴォーカルで1曲、サシャル・ヴァサンダーニが参加している。
ロジャースとハリスが一回り上の先輩、
ロイストンが7つ上で、サンダースは一回り下という混合チーム。
こんな構成が普通にあるのが、ジャズのいいところ。
いずれもメンツだけで聴きたくなるような敏腕揃いだ。
内容はというと、これがまたなかなか素晴らしい。
昨日の「ネオノーマディック」には、緻密さ繊細さがより加わった感じだったけど、このアルバムには、より生々しさ、勢いが感じられてライヴ感がある。
のっけからギターとサックスのトリッキーなテーマにぐいぐい引っ張られる。
ロイストンとサンダース、リズム隊の相性もバッチリだし、
プカル、ロジャース、ハリスのソロもイカしてる。
各自の力量も存分に味わえて、ニヤニヤが止まらない。
そうそう、アルダナの負けてないし、
ヴァサンダーニの歌声にもうっとり。
たまに挿入されるフリーのような展開とかは若気の至りか?!
粗さは感じるものの、その意気込みとテクニックと伝わるシズル感は、じつに心地よい。
いままで、オイラがマークしてこなかったユーレ・プカル。
こんな人見つけるのが、ジャズライフの醍醐味!
ジャケット・デザインも、いい感じ。