トロイカのセカンドはキット・ダウンズ流ファンク、踊れ!
Troyka’s second is funk, Kit Downes style. Dance!
Troyka / Moxxy / 2012
Organ – Kit Downes
Drums – Joshua Blackmore
Guitar, Loops – Chris Montague
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
さて、キット・ダウネス率いるトロイカをもう1枚!
まって〜逃げないで!
昨日のファーストより聴きやすいから。
きょうのは、2012年のセカンド。
ガラッと空気を変えてきた。
なんといってもフリーぽい気配が消えた。
リズムというかドラムが定型的なビートを刻んでる。
しかも、これはファンクだ、まさかのファンク。
ブルースそしてR&Bの匂いまでしてる。
なのに聴いたことないサウンド、さすがだキット・ダウネス。
ダウンズのオルガンも意識的にきっちりベースラインを構築してるし、
クリス・モンタギューのギターソロも冴えてる。
先を奪い合うかのようなダウンズとモンタギューを
きっちりコントロールしてドライブするジョシュア・ブラックモアのドラミングも見事。
3人が、ガッツリかみ合って走り出した感がある。
サイケデリックなのにチャラくない。
実験的なのに牧歌的。
ファンクなのに誰とも似ていない。
UKにあって、他とは一線を画する音楽性の高さとオリジナリティ。
カッコいいぜ!トロイカ。