オーウェンズJr 率いるヤングライオンズ、その名はジェネレーションY!
Young Lions, led by Owens Jr, known as Generation Y!
Ulysses Owens, Jr. And Generation Y / A New Beat / 2024年
ユリシーズ・オーウェンズJr・アンド・ジェネレーションY / ア・ニュー・ビート
Drums – Ulysses Owens Jr.
Bass – Philip Norris, Ryoma Takenaga (Tracks: 8)
Piano – Luther Allison (Tracks: 1,3,4,5,8), Tyler Bullock (Tracks: 2,8)
Trumpet – Anthony Hervey (Tracks: 2,4,5,8), Benny Benack III (Tracks: 1,3,6,7)
Alto Saxophone – Erena Terakubo (Tracks: 8), Sarah Hanahan (Tracks: 1-7)
Vocal – Milton Suggs
先週に引き続いて、
現代ジャズドラマー列伝《 ユリシーズ・オーウェンズJr.の巻 》の第10段は、最新のアルバム。
ジェネレーション Y は、オーウェンズJr率いる現代ジャズシーンで才能に溢れた若いジャズ ミュージシャンで構成されるクインテット。
クインテット構成とはいえ、楽曲によってメンバーが入れ替わり、
オーウェンズJr含め総勢10名という賑やかさ。
前回紹介の「ユリシーズ・オーウェンズ・ジュニア・ビッグ・バンド」とも数名メンバーは重なるし、アルバムの空気感も近いものがあるけど、やはりクインテットということで、各自のパフォーマンスがより鮮明で楽しめる内容だ。
いまやオーウェンズJr.も若手ではなく、教育者として立派なリーダー。
弾けてメリハリの効いた演奏で全体を牽引する姿はたのもしい。
ビッグバンドでも名前の上がった寺久保エレナも1曲参加、
そして最近名前をチラチラ聞くようになってきたベーシストのタケナガ リョウマ(漢字不明)も1曲参加してて、めちゃアガル。
アルバム通してご機嫌なナンバーが続くし、
オーウェンズJrは、終始乾いた音で朗らかに叩きまくってるし、
この季節、ドライブにあるいはパーティに、お花見におすすめできる1枚。
このメンツから、近い将来新たなスターが生まれる可能性大。
オイラ的には、ピアニスト二人に期待。
ヤングライオンの面々のこれからが、たのしみ。
寺久保エレナ&龍馬の活躍するヴイがこちら、最高! ↓