ドラムも燃える新世代ジャズ・ビートに震えろ!
Tremble to the new generation of funk beats that burn the drums too!
Yussef Dayes Trio / Welcome to the Hills / 2020
Drums, Percussion, Words By – Yussef Dayes
Bass – Rocco Palladino
Keyboards, Synthesizer – Charlie Stacey
Written-By – Charlie Stacey, Rocco Palladino, Yussef Dayes
Executive-Producer – Yussef Dayes
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
今週、深い意味も無くファンクな路線をひた走っちょります。
今日はまた極めつけのドラマーを。
UKジャズ・ドラマーのグループ、ユセフ・デイズ・トリオ。
メンバーは、ドラムのユセフ・デイズに
これまた新世代ベース・ヒーローのロッコ・パラディーノ。
そして、やはりUKシーンで注目株のキーボーディスト、チャーリー・ステーシーというメンバー。悪いはずがない。
オープニングから目が(耳が)釘付けになる。
いつ聴いてもユセフ・デイズのドラムの音がいい。
特にこのオープニング・ナンバー“ Black Love ” でのスネアとハイハットの音の絶妙さ。
もう、永遠に聴いていたいほどの恍惚感を呼ぶ、ブルル。
そりゃ、この調子で叩き続ければドラムセットも燃える(燃えません)というもんです。
そこに、ウルトラ・テクのパラディーノが絡む。
そして、ステーシーのスペーシー(上手い!うまくない)なシンセ。
たまらん!
これは、ファンクと呼ぶべきなのか、ブロークン・ビーツと呼ぶべきか、
UKらしいクラブ・ミュージックを通過したジャズであることだけは確かだ。
近いところでは、リチャード・スペイヴンの創りだす音楽にも近いけど、
よりインタープレイの密度の濃いユセフ・デイズらしい唯一無二のキーボード・トリオだ。