故郷のサンフランシスコ川のように緩やかな詩情が流れていくゼ・マノエウの祈り / 週末コンフォート
Zé Manoel’s prayer, a poetic sentiment that flows as gently as the San Francisco River in his hometown / Weekend Comfort
ジャンルを超えてリラックスをテーマに週末コンフォート。
今週はずっとヴォーカルで来たんで、きょうまで歌もので。
ブラジルのSSW&ピアニスト ゼ・マノエウの2020年のアルバム。
アルバムタイトルは、「裸の心から」という意味だそうで、アフリカ系ブラジル人のアイデンティティに根ざしたメッセージ性の強いアルバムということだ。
ジャケット・デザインからも、何か強烈なアジテートが聞こえそうな雰囲気だけど、
中味は全然そうは聴こえない。
むしろ、どこまでもやさしく語りかけるような声に癒やされる。
11曲目「Adupe Obaluae」には、コロナ禍を案じる思いが、込められているのか病を治すカンドンブレの神 ” オバルアエ “への祈りの曲だという。
もう、みんなワクチン接種したかな。オイラの予約は、8月末だった。
みなさま、よき週末を。